古いiPadのOSでスライドショーは流せるか
先ずは買ってみてからの挑戦。ちょっとギャンブル？
私は普段、iPad miniは5世代目を利用しているのですが、コミケ等の同人誌即売会でスライドショーを専用に流すと割り切って、中古の16GBモデルをiPad miniの2台目として購入しました。
理由としては、近年同人誌即売会等で、NotePCではなく、ディスプレイにiPad miniを利用しているサークルを幾つか見かけ、創作物を表示するのに丁度良い大きさだなと、コンパクトながらもインパクトは大きいと常日頃感じていたからです。
どこで買った中古のiPad mini3
私は、秋葉原のイオシスさんで購入したのですが、セール価格で7,777円にて購入しました。少し裏面に日焼けの後のような跡がありましたが、傷は無し。ワゴンへジップロックのようなビニルに入れられ、無造作に放り込まれていたので、美品を探して購入。買った日が早かったので、美品を手に入れやすかったのかも知れません。日焼け跡のような部分は、もしかしたら、ビジネスで使われていたりして、保守用や管理用のシール等が貼られていたのかも知れませんね。あくまでも推測ですが。あと、セール後でも、8,000円を切る価格で販売されていたようですよ。
▲中古のiPad mini3。セールで7,777円でした。写真は風呂ブタとカメラシールドカバー装着済み。
初期設定を行って放置していました……
その後、随分とホッタラカシにしていたのですが、同人誌即売会に向けて、スライドショーの作成に重い腰を上げました。
スライドを流す事が可能かどうかは、失敗しても良いな……と、割り切る事のできる価格だと認識していました。また最悪、同人誌即売会で、ディスプレイとして利用する際、会場で紛失しても大きな痛手にはならないという事も、この価格で購入した意味もありますね。勿論、無くしたくはないですけどね。
iPad mini3は最新のiPad OSには非対応
さて、ご存知の通り、iPad mini3は最新のiPad OSをインストールする事が出来ません。iOS 12.5.7(なんと2023年1月23日にこのバージョンがリリースされたもよう)までしかアップデートできないようです(iOSとiPad OSと入り混じっていて、解りにくいですね)。それにより、様々なアプリケーションもインストールできないものが少なくありません。と、いう事もあり、標準機能のみでスライドショーを再生できないかどうか挑戦してみました。
古いiPadのOSを使っていても、画像データをWindowsからiPad mini3に転送する事は可能
先ず、iTunesを利用して、PC(私の場合はWindows10)の画像データをiPad mini3に転送する事は出来ました。以下、手順です。
1.iTunesを起動
2.iPad mini3をPCに接続
3.メニューバー下に現れるiPadアイコンをクリック
▲高解像度だとなかなかアイコンに気づきにくいですが、コレです。
4.設定→写真アイコンをクリック
5.写真のコピー元を選択(フォルダ)
6.画面下部の『同期』をクリック
これで、iPad mini3へのデータ転送は完了です。
iPad mini3の操作に移ります。
さてスライドショーに挑戦！ しかし、そこに問題が！？
落とし穴に気づくまで四苦八苦
データをiPad mini3に転送し、『写真』のアプリを立ち上げて、スライドショーを開始してみると、1枚目の画像はフル画面で表示されましたが、2枚目以降の画像は1つの画面で3枚や4枚が同時に表示されてしまい、再生したい内容のデータがコミックだった場合、非常に困る状態。「なんで、単純に単発で再生できないんだ！ 洒落た再生はさせないでよ！」と思って、解決方法をWebで検索開始。同じ症状で困っている方を発見したのですが、iMovieを利用する方法が記載されていましたので、試してみるか……と、思うもAppStoreで検索するも、現状の古いiOSでのiMovieは非対応。
「詰んだか……」
と思うも、再生方法を色々弄ってみて、『折り紙・ディゾルブ・雑誌・プッシュ・Ken Burns』を切り替えても再生方法が変わらず。Appleは変な拘りがあるのかなと、思いつつ……
「こりゃ、ダメなのかな～」
……と、半ば諦めかけたところ、再生方法を切り替えた後、左上の『完了』を押したところ、リロードのようなアイコンが現れ、再スタートすると、再生方法が変わった！ 一旦『完了』を押す必要だったもようです。
▲表示するスライドショーのパターンを切り替えたら『完了』を一度行う。
コミックの場合『ディゾルブ』、『プッシュ』、『Ken Burns』が適しているように思えます。イラスト本だと分割表示される最初に現れた『雑誌』のモードでも良さそうですね。『プッシュ』の場合は読み変わる方向が一方通行なので、右綴じの本だと、めくっていく表示方法に、少し違和感を感じるところでしょうか。
▲コミックを再生させるのならば、プッシュも良さそう。右綴じ・左綴じで印象が変わる事があるので、要注意。
出力したサイズにもよりますが、私が用意した画像ファイルはiPad miniを縦にして表示させたところ上下が切れてしまいます。スライドショー用のデータを作成するのは、やや面倒ではありますが、この辺りは自分の拘りと相談してみるのも良いのではないでしょうか。
最後に
結果、iPad mini3を使ってのスライドショーは、私はまだまだ“使える”という印象です。
【オマケ】
カメラシールドカバーの白色を買ってきました。このiPad mini3は白いので、それに合わせた形で。この製品は、黒色が多い中、白いカバーは珍しいかと思います。私はダイソーで購入しました。
▲WEB CAMERA SLIDE COVER 2P
白い本体には、白だと、やっぱり違和感無く落ち着きますね。
▲窓を開閉できます。シールドが目立ちにくいのはイイですね！
後は、作品を創るのみですね～。
最近はサークル卓で動画やスライドショーを流すのは、NotePCよりタブレットを利用しているサークルさんが増えたね！
そうね！ スマホで映像を流す方や、iPadPro等の大型タブレットで再生している方々も見受けられますね。
ボクも挑戦してみたくなっちゃったヨ！
のっぺらぼうくんは、先ず作品を創らないと始まらないわよね……。
ガビーン！
