おはこんばんちは、前チャック開魔王(仮)です。
年末に近づき、コミックマーケット101へのカウントダウンも近づきました。
私は、今回、午後入場のチケットを狙っています。コミケカタログも買って、準備万端です。
イベント等で自己紹介のキッカケに名刺を作ってみては?
名刺を作成する前準備について
さて、コミケ等の会場では、クリエイターさん、作家さんが、ご自身のサークル卓で、名刺を頒布している方々も少なくありません。用途としては、様々な箇所を含んでいるかと思いますが、貰ってばかりの名刺だけではなく、自分からも自己アピールと共に、名刺を差し出してみては如何でしょうか。活動の幅が広がるかも知れません。
▲関連した過去ログ(パート1)もどうぞ。
コスプレが趣味な方々も、レイヤーさん同士で名刺交換をされている所も見かけます。カメコさんも自分のサイトへ掲載許可を貰う為に、持参するとスムーズに話が運ぶかも知れません。
絵師さんならば、自分のイラストを表面に配置するのもアリでしょうね。
私も、今回、同人誌即売会等で交換する用途として、名刺を再度作成・発注してみました。
モノクロの同人誌を意識して、名刺は1色両面共に黒(Kのみ)の物を作ってみました。昨日データを入稿して、現在刷ってもらっている最中です。今思うと、漫画の吹き出し台詞のように、異なったフォントを組み合わせれば良かったとも思います。下記へ実際に納品したデータがありますので、宜しければ、引き続きご覧ください。
私が、名刺を印刷する際に利用している印刷所はプリントネットさんです。基本的に、データを作ってWeb経由で入稿し、クレジットカードで料金を支払うタイプです。名刺や同人誌は基本PDFファイルで入稿するのがメインですが、カテゴリにより、Word等のデータファイルでも対応してもらえるようです。
名刺印刷も100枚520円(送料込み)と格安な部類にも入りますし、現在、自分の印刷物がどのような工程に入っているのか、マイページで視覚的にも解りやすく表示され、電話でも問い合わせが出来る等、サポートも手厚いです。
プリントネットさんは、名刺用のテンプレートも用意されています。Illustratorをお持ちであれば、データを当てはめてPDF化して、データは終わりになります。Illustrator等、最終的にはプリセットを入れ、指定したPDFに出力できれば、お店で使えるポイントも通常のポイントからさらに加味されます。私は、名刺の他にも、チラシや同人誌印刷も昔からお願いしている業者さんとなります。初歩的な印刷に関する情報を持ち合わせているのならば、かなり安く仕上げる事が出来る業者さんの一つです。そうでなくても、マニュアルが充実していますので、迷った際には、マニュアルを確認しましょう。
名刺の場合は、3営業日で刷って貰えます。早く届いて欲しいアイテムですので、納品まで短いのは助かりますね。私は今回、両面モノクロ1色で依頼しましたが、両面フルカラー(4c/4c)も同価格です。凄いですよね。やはり、家庭用プリンタで刷るのとは、かなり差が出ます。
記載する情報は主に以下の通りです。必要に応じて加減する際に、参考にして下さい
・ハンドルネーム/ペンネーム
→こちらは、同人活動では、基本中の基本ですね。自分の名前は何なのか、必須の項目です。コスプレイヤーさんも、ここに当てはまりますね。
・メールアドレス
→こちらも、基本の情報かと思います。渡した先方先が自分に連絡を試みる場合は大概はメールになるかと思われます。
・自分のWebサイト(在れば)
→こちらは、活動を行っているWebサイトを記載。最近では、noteやYoutube、Instagram等、活動場所が多岐に渡るので、その情報を記載するのが良いのではないでしょうか。
・自分のWebサイトのQRコード(在れば)
→こちらも同じですね。近年、スマートフォンの機能でQRコードを読み取りWebへ接続するシステムもありますので記載しても良いでしょう。またQRコードを生成してくれるWebサイトもありますので、利用しない手はないかも知れませんね。また、作っただけではなく、正しくリンクするかどうか確認してから、名刺データに貼り付けましょう。
・自分のWebサイトの検索ワードボックス
→近年ですと、検索ワードよりスマートフォンの普及等でQRコードの方が利用率は高いかも知れませんね。
・Twitter ID、PIXIV IDなど、創作活動を行うSNSのID
→メールアドレスを記載したくない方でも、Twitterなら良いと思われる方は、IDだけ記載するのもアリですね。
このように、活動により、情報を加味していくのが良いでしょう。
今回作成した名刺データは下記のような感じです。入稿するデータなので、トンボ等の情報が入っています。
実際に印刷する枚数は、良く悩んでから
また、余程の理由が無い限り、発注する枚数は100枚までにしましょう。こちらの理由は以下の通りです。
印刷業者の格安プランが100枚で1セットになっている事から。
→最近の値上げ傾向であっても、500円前後で100枚刷ってくれる業者がメインだからという事と、100枚以上刷っても、それに伴うコスト安はほぼ発生しない事から。100枚を使い切りそうになったら、再発注すれば良いだけです。
100枚を消費仕切る前に、自分の情報が変わる可能性がある事から。
→これは、メールアドレスやWebサイトに変更が発生すると、手持ちの札が無駄になるからです。私の経験も、Webサイトの情報が「http」から「https」(SSL化)変わった事で、刷った名刺に変更が発生した事があります。また、その他に、引っ越しに伴う固定電話情報も変更が発生しました。
紙質について
こちらは、好みの問題なのですが、紙質も確認した方が良いかも知れません。名刺では、大概はアートポスト紙か上質紙がメインのようです。「kg」という単位は簡単に言うと、厚みを表しており、こちらの値が大きいと厚みが出るという事です。大体、名刺は180kgが目安です。私は、ツルツルとした感覚が苦手なので、落ち着いた感触のある、上質紙を指定しています。
また、印刷方法に関しましては、オフセット或いはオンデマンドという形になりますが、格安名刺印刷はオンデマンド印刷がメインです。違いに関する詳細な説明は省きますが、私の感じた印象ですと、印刷面がややツルツルとしており、解る人が見れば「あ、オンデマンドだな」と察する事ができるでしょう。
なお、完成した名刺は、夜の妙なハイテンションで入稿するのではなく、一晩寝かせた方が良いです。翌日に見返した際に、粗が見つかったり、「ああ、ここはこうすべきだった」と悔やむ部分が発生する事があるからです。皆さん、PIXIVに投稿した際に、データが完成したら即アップして、粗が見つかり後から後悔した事はありませんか? その感覚に近いです。名刺の場合は、即修正が難しいので、確認は重々とし、問題が無い事を確認してから、入稿するようにしましょう。
最後に
自分の情報や、創作に関する情報を記載する事で、交流も広がるかも知れません。同人作家の方で望むならば、商業へと繋がるキッカケになるかも知れません。情報の扱いは十分注意する必要がありますが、その分、出会いが広がる可能性にも繋がるでしょう。
では、また次回お会いできるのを楽しみにしております。
クリエイターさんが、コミケやコミティアで「こ自由にお取り下さい」として名刺を配っている方も少なくないわね!
貰うばかりじゃ気がひけるから、自分を憶えて貰うためにも、名刺を作ったよ!
あっ、のっぺらぼうくん、メールアドレスにミスがあるわよっ!
えっ!? ギャーッ! ホントだ!
残念だけど、刷り直しね……。